hoop

線路が軋む騒音と 窓のガムテープだけがやけにリアルで 滲む朝日は幻に見えた

どうせいつか消えてしまう この部屋の匂いも忘れるならと 君のアラームも止めた 

 

ねじ込まれたハイライトのフィルターと

褪せたピンクの灰皿を静かに眺めて

灰が落ちたら世界が終わらないかな なんて思った

 

午前四時のナンバーは 足りない心を優しく撫でて 二人を何処にも連れていかないままで

君の喉元のピアスだけが 音も無く煌めいていた